佐藤油脂の歴史

灯(あかり)として大活躍した時代

創業者 佐藤光二は昭和26年頃 『ローソク』を製造販売する会社を立ち上げ、精力的に生産・販売を行った。
当時の世の中では『ローソク』『マッチ』『石鹸』は生活必需品。ローソクは『灯(あかり)』としての重要な役割で日常生活には大変欠かせない品。佐藤油脂工業は順調に業績を上げていった。
東京には当社以外にローソク製造会社が何社も存在していた時代だ。

昭和初期から大人気の「桜光ローソク」

昭和初期から大人気の「桜光ローソク」

創業者佐藤光二と妻、保枝

創業者佐藤光二と妻、保枝



海外輸出が好成績

昭和30年頃になると、佐藤油脂工業では『バースデーキャンドル』が海外輸出で大ヒットとなり、製造・輸出が盛んになった。
日本の技術、品質、製造力が海外で大変支持された時期である。
国内では神仏用ローソクの普及が増えていった。

昭和初期、工場風景

昭和初期、工場風景

海外販売用バースデーキャンドル

海外販売用
バースデーキャンドル



熱心でローソク漬けの毎日を送った青年

創業者の息子、一元(現代表)は小学生の頃からずっと父の工場を手伝っていた。
のちに中学・高校になると、大人の社員に交じり工場で製品作りに明け暮れ、そして大学生になる頃には、海外輸出のバイヤーさんとの商談の席に参加するまでとなっていた。
熱心でローソク漬けの毎日を送った一元は、『血も汗もローソクになっているんじゃないか?』などと冗談を言われるほど、ローソク製造・販売への熱意・こだわりは続いた。

転機、社長交代と大手契約によって大幅に伸びた業績

昭和62年、社長交代。現社長 佐藤一元が代表へ就任となる。
平成4年には牛久工場を増設。大量生産に対応できる機械を新規導入し大手メーカーとの提携契約が成功し生産量・流通量ともにが大幅アップ。
順調に売上を伸ばしていたが・・・

昭和40年、茨城県牛久工場スタート
昭和40年、茨城県牛久工場スタート

昭和40年、茨城県牛久工場スタート

昭和62年、二代目・佐藤一元就任(本社前にて)

昭和62年、
二代目・佐藤一元就任
(本社前にて)



挫折、急降下のどん底へ

突如、大手メーカーとの契約解消となり大口契約を失った佐藤油脂工業の売上は急降下しどん底へ。経営は大苦戦。
いつの時代も経済や流行の流れに敏速に対応してきたが、
代表も社員も、みんなが一瞬“もうダメか・・”廃業も頭によぎった瞬間だった。

粘りの辛抱と根性で挽回へ

社長の底力で経営方針を大変革。小島陽花堂と合併。
同業でも製造を海外へと移行していく中、佐藤油脂工業は“日本製”を守り続けることには妥協は許さなかった。
日本製の原料で日本の工場で手作りで製造していくローソク・キャンドルには安心と信頼が得られ、
今では有名なお寺や神社、洋風キャンドルなどでは老舗レストランなどにも納品し、製品の高品質を認めていただいています。

常に流通の流れに対応し、踏ん張り続けてきた66年

佐藤油脂工業はローソク業界の激しい流通の流れに常に対応し、時代に合ったローソク製品の開発、提供を行ってきました。
昭和のオイルショックや近年ではリーマンショックなど経済が混乱し不況に陥った時も‥‥非常に厳しい経営状況の中でも、理念をしっかり持ち、
変わらず『日本製』へのこだわりを保ち続けてきました。
『本当に良い製品』を製造し、お客様へお届けするのが、私たち佐藤油脂工業の誠意とポリシーです。
これからも、お客様のご要望にしっかり対応し、時代とともにローソク・キャンドルの発展を支えていきたいです。

均一価格ローソク s3号

均一価格ローソク s3号

佐藤のローソク

佐藤のローソク



一九五一年 昭和26年 3月 荒川区にて創業者 佐藤光二により「佐藤油脂工業株式会社」創業 社員5名 神仏用のローソク製造 当時のブランド名「桜光(おうこう)」「扇印」「宝トリヰ」 一九六〇年 昭和35年 足立区 梅田工場 建設 一九六五年 昭和40年 茨城県牛久工場建設 一九八四年 昭和59年 足立区 梅田工場 増設 一九八七年 昭和62年 6月 現社長 佐藤一元 就任 一九九二年 平成4年 茨城県 牛久工場 増設 二〇〇三年 平成15年 3月 東京中小企業家同友会より感謝状 二〇〇六年 平成18年 4月 同業社の小島陽花堂と合併 二〇一五年 平成27年 9月 荒川7S研究会に参加(1期生) 二〇一六年 平成28年 2月 2015年度 東京ビジネスアワードにてテーマ賞を受賞 9月 茨城県 牛久工場 売却

※一部の写真を石鹸新報社様よりご協力頂きました

懐かしの製品

佐藤油脂工業は創業以来、日常生活で必需品だった蝋燭(ローソク)を中心に様々な製品を現在まで作ってきました。

佐藤のローソク

創業からの『扇印ローソク』『光印ローソク』を『佐藤のローソク』にブランド統一をしました。
(昭和45年ころ)
『宝ローソク』も後年『佐藤のローソク』にブランド統一されました。
(平成28年11月より)
弊社の代表シリーズの一つとなっております。

均一価格ローソク(佐藤一S号ローソク)

均一価格ローソク(佐藤一S号ローソク)

商品毎に販売価格が異なると販売者も購入されるお客様にも分かりづらいとのご要望にお応えし
初心者にもわかりやすく「均一価格」で各種ローソクが販売、購入できるようにブランドを新設しました。
(昭和45年頃)
以降、ご愛顧をいただきお陰様で現在まで続く人気シリーズとなっております。

ブライダルキャンドル

ブライダルキャンドル,ハワイアンカット,ブライダルキャンドル,ハワイアンカット,

ウェディングキャンドルを燭台も含め幅広く製造販売していました。
(昭和45年頃)
現在は、ウェディングキャンドルの一部商品のみ継続して製造販売しております。

ブライダルキャンドル,ハワイアンカット,
火消棒,ホルダー,トーチ,スノーテーパー,メモリアル,フラワーポット,アラベスク,ウェディングテーパー

テーブルキャンドル

レストラン、ホテル、結婚式場で使うキャンドルを幅広く製造販売していました。
現在は、ラウンドキャンドル、スパイラルキャンドル、テーパーキャンドルの製造販売をしております。
サイズ、カラーなど詳しくは、お問合せ下さい。

ラウンドキャンドル スノープレーン プレーンキャンドル スパイラルキャンドル テーパーキャンドル アートフラワーキャンドル パステルハーフインチキャンドル12

バースディキャンドル、コーヒーウォーマーキャンドル

昭和45年頃が最盛期で、バースディキャンドルは製造販売しておりました。
平成18年に、販売終了となっております。
コーヒーウォーマーキャンドル、5インチキャンドルにつきましては、現在も製造販売しております。

バースデーホイル巻,バースデーキャンドルバースデーセット,フラワーキャンドルホルダー付き,ホルダー,ニューステンドキャンドルランプ,カラーグラス,グローライト,コーヒーウォーマー,


BIRTHDAY CANDLES,DINNER CANDLES(海外販売用バースデーキャンドル)

輸出全盛期(昭和42年頃)、「メイド イン ジャパン」ブランドとして多数販売しておりました。

BIRTHDAY CANDLES,DINNER CANDLESBIRTHDAY CANDLES,DINNER CANDLES

ハワイアンカット キャンドル

ハワイアンカットキャンドルも製造販売していました。
同時に、キャンドル教室も昭和63年頃まで、開催しておりました。

ハワイアンカットキャンドル

フローティングフラワーキャンドル

「水に浮かぶキャンドル」として大ヒットしました。(昭和45年頃)
現在はカタチを変えて、球、フラット、星、ハートの4種類のフローティングキャンドルを展開しております。
星、ハートにつきましては、特注になりますので詳しくは、お問合せ下さい。

フローティングフラワーキャンドル フローティングフラワーキャンドル

昭和初期の新聞記事など